アフィリエイト業界勢力図2013年版

激動の2012年、NTTの完全撤退
3年間続いた民主党政権が崩壊し、自民党政権が帰ってきた2012年。アフィリエイト業界においても、大きな出来事が次々に起こった年でもあった。
マイアフィリエイトの閉鎖である。
NTTマイアフィリエイト閉鎖
現在は上記のように残骸のみが残っているだけの、完全撤退だ。
マイアフィリエイトは2008年に、天下のNTTグループを旗印にアフィリエイト業界に乗り込んできた。小さい会社の参戦はこれまでにもあったが、NTTのような巨大組織の参戦はもちろん前例がない。
マイアフィリエイトは潤沢な資金を背景に、他社より高い報酬率を設定。凄まじい勢いでシェアを広げていった。しかし、肝心の広告主がいつまでたっても300前後のままで、目新しいプログラムもない。A8やリンクシェアが毎日のように新着案件があるのに比べたら、やはり見劣りしてしまう。
アフィリエイトで広告主を増やすには、アフィリエイト会社のスタッフが色んな会社に営業するのが基本。しかし新規参入のNTTにはそのノウハウが無かったのか、広告数不足が改善されることはなかった。
大きい会社がやれば上にいけるのではない、ということがよく分かる、印象的な出来事だったと言える。

マイアフィリエイトの参入によってアフィリエイト業界の競争は激化した。各社の最低支払い金額などの条件はどんどん緩和されていき、これは我々アフィリエイターにとっては喜ばしいことだった。マイアフィリエイトは無くなったが、残した功績は凄まじいものだったことを付記しておく。

トラフィックゲートとリンクシェアの合併
このサイトでも紹介したとおり、リンクシェアとトラフィックゲートは合併した。現在トップを走るA8に対抗できる唯一の勢力と言っていいだろう。合併当初は、それぞれ元のサイトでコレまでどおり運営してきたが、現在は以下のように、同じサイトで各社のサービスへログインできるようになり、サービスの合併が進んでいる。
トラフィックゲート合併
アフィリエイト業界勢力図2013年
筆者が現在利用している会社と、利用頻度は図の通り。やはりA8が中心で、次にリンクシェアとnend。それ以外はトラフィックゲートといったところだろう。
アフィリエイト業界勢力図2013
このサイトを見ている人で、A8、リンクシェア、nendを使っていない人はいないと思うが、適切に使いこなせている人は少ないのではないかと思う。
各社からは日々新着プログラムが届き、全てに目を通すのは至難の業だ。かく言う筆者も、基本的には上記三社のメール以外は、すぐには開いていない。
しかし、会社からのメールには、破格の条件を提示する広告も少なくはないため、メールやサイトのチェックは極めて重要であることは否めない。
日々の仕事と並行してアフィリエイトをする人にとって、これらを続けることは容易ではないことは分かる。しかしアフィリエイトをする上で、地味な努力というものは最も大事なのだ。どれだけ忙しくても、最低限、上記重要三社のチェックは続けるべきだろう。
※関連ページ
A8.net
リンクシェア
nend