変わっていくアフィリエイト業界 ~前編~

最初はA8とバリューコマースだけ
今でこそ一般的な言葉になったアフィリエイトだが、日本でアフィリエイトが始まったのは2000年、当時はバリューコマースとA8のみであった。アフィリエイトをする人も当時は少なく、極々小さい規模で始まった。
エーハチとバリュコマ
インチキ業者や詐欺師の登場
新しい業界には必ず登場するものがインチキ業者だ。個人情報収集が目的のものから、登録料などを騙し取ろうとするものまで様々。もちろん報酬を払う気などない業者も山ほどあるのは言うまでもない。
それと同じくして、「初心者でも簡単に月100万」などと謳う詐欺師も出始めてきた。他にも「誰でも簡単に」や「先着100名様限定で教える」など、誰が見てもインチキ丸出しなのだが、残念なことに、これらに騙される人がいるのが現実だ。
これらの連中は今もしぶとく生き残っているので、騙されないようにして頂きたい。誰でも簡単に儲かる方法など、売っていること自体ありえないのである。大人なら当然わかることだ。
アフィリエイトは新時代へ、大手企業の本格参戦
インチキ業者が溢れかえる中、今までとは文字通り桁違いの大手企業が参戦してきた。圧倒的な資金力からくる高い還元率、報酬不払いなど絶対できない上場企業としての公正さ。当然これを見逃すはずも無く、多くのアフィリエイターたちはこぞって移動を開始した。
リンクシェアとマイアヒ
中でもNTTコミニケーションズが運営するマイアヒは、去年終わりごろからの参戦。普通ならかなり出遅れているわけだが、一気にシェアを獲得しようと信じられない作戦を展開している。「 このバナー、貼ってくれるだけで2000円」とか「クリック報酬20円」とかをやり始めている。金のある企業が本気で参戦するとどういうことをするのか恐ろしいほど分かる例だ。
振込手数料無料、少ない金額からの報酬支払い、高い還元率などNTTコミニケーションズや三井物産は極めて優れている。さらに上記のように、シェア拡大を本気になって進めていることから、今後はどの会社も「利益無視の戦争状態」が続くと思われた。
変わっていくアフィリエイト業界 ~後編~ に続く